top of page

History

ペンショにぁ〜ずのご紹介

神戸元町にあったライブハウス、Shaggy(シャギー)のオーナー筒見一夫と、永らく続いた海外生活を終え久しぶりに日本に戻った出宮良平の二人がDT(でぃーてぃー)というバンド名で神戸岡本の老舗ライブハウス、City Lights(シティライツ)を本拠地として2005年8月に演奏活動を始めました。筒見一夫といえば半世紀以上続く名門ブルーグラスバンド、Shaggy Mountain Boys(シャギー・マウンテン・ボーイズ・・ケバケバ山の野郎たち)のボーカリストとして知られていますが、DTではブルーグラスの演目にこだわらず,懐かしのオールド・カントリーソングの数々をユーモア溢れる掛け合いのMCを交え、筒見の唄と出宮のギターでお届けしていました。

ほどなくアップライトベースに筒見真一が加わり,続いて以前から共演の機会が多かった吉田典弘をフィドルに迎え,2007年にバンド名をFriday Night Country Cooking(金曜夜は田舎飯)と改名し,出宮の東京単身赴任と度重なる海外出張のため全員が揃わないときもありながら,偶数月最終金曜日の夜,シティライツでの演奏活動を続けました。2009年から3年間はまたもや出宮の長期海外赴任のため年に数回,彼の帰国時のみの演奏となりましたが,2014年にバンド名を現在のペンショにぁ〜ず(年金生活者たち)に改めバンジョーも加わり,2015年からの活動の場は神戸市や兵庫県などの各種イベントへと広がりました。

日本ブルーグラス界を代表するボーカリストの一人として広く知られている筒見ですがペンショにぁ〜ずではDTとして活動を始めた当初から,彼がかねてからこよなく愛するオールド・カントリーの名曲を数多くとりあげ,お客さまのご要望に合わせた選曲と、その場の雰囲気に応じて瞬時に変わる演奏や終始笑いの絶えないステージワークを売り物にしていたのですが,演奏する曲目やスタイルが徐々にブルーグラスに偏ってしまいました。

2016年12月,筒見と出宮の二人がDTとして演奏を始め、十年以上活動の拠点としていた神戸岡本のシティライツが惜しまれながらも36年の歴史に幕を閉じることになり,それを機にペンショにぁ〜ずは敢えてブルーグラスに固執することなく筒見節が炸裂するシンプルな演奏に戻るべく,初期メンバーの筒見一夫出宮良平筒見真一吉田典弘の四名で心機一転,再出発することにしました。2017年には筒見の盟友で出宮の四十年来の師でもあるドブロギターの第一人者ドン山口(山口徹)と日本屈指のバンジョー名手宮本有という誰もがその腕を認める二人を随時迎え、ドン山口のソフトな歌声も交えてより心に染み入る音楽を模索してゆきます。

これからも演奏の場にお越しいただいた皆さまに「楽しかった、面白かった、来てよかった、また来たい」と思っていただける演奏とステージワークをご披露できるように精進いたします。

bottom of page